
プレックス剤の効果や成分は?
前回の記事でプレックス系トリートメントに関して解説させていただきましたが、ちょっと補足的な記事としてプレックス剤の効果や成分に関しても解説させていただきます。
プレックス剤にはブリーチやヘアカラー、パーマによる髪の毛の酸化ダメージを抑える作用があるので、パサつきやごわつき、切れ毛の防止、ツヤ感UP、褪色軽減といった効果があります。
特にブリーチやハイトーンカラーといった酸化ダメージが大きい施術にはとても効力を発揮します◎
以前、プレックス剤の製造メーカーから頂いた資料で「プレックス剤未使用でのブリーチ毛」と「プレックス剤使用でのブリーチ毛」での毛髪強度のデータが載ってありましたが、強度低下率は約2倍の開きがありました。
僕も体感としてはそのぐらいに差はある様に感じるので、ブリーチやハイトーンカラーをされる方はダメージが少ないことを実感できると思います。
プレックス剤の成分
製造メーカーによって多少違いはありますが、以下のような成分がプレックス剤には配合されています。
マレイン酸
毛髪の酸化を抑え、保護する効果があります。
PVP
フィルム状の保護膜を作り、毛髪を保護する効果があります。
コポリマー
キューティクルの周りに皮膜を形成し毛髪の強度を高める効果があります。
アミノ酸系補修成分
アルギニン、グリシン、アラニン、アスパラギン酸、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、ヒスチジン、イソロイシンなどのアミノ酸が毛髪を強度アップ、保湿、感触良化させる効果があります。