美容師さんってやっぱりセンスが無いとダメですか?
お世話になっております、ソワンの岩城です。
先日お客様から「美容師さんってやっぱりセンスが無いとダメですか?」といったご質問を頂きました。
そういえばよく「美容師さんはセンスが無いとなれないですよね~。」といったことを言われることも多いなと思っていたので、僕なりの考えをお伝えさせていただきます。
確かに美的センス(美的感覚)に優れていたり、美意識の高い美容師さんはそこが大きなストロングポイントにはなります。
ヘアショーやファッションショーに携わるような美容師さんは美的センス、美意識に加えクリエイティビティ(創造力、独創力)も必須の素養だとは思います。
ですが、一般的な美容室で働く美容師にとって1番大事なのはセンスよりもご来店してくださるお客様に満足していただきたい、満足度を少しでも高めたいといった「想い」だと僕は思います。
その想いが日々の仕事での気付きや工夫、技術、立ち振る舞い、所作などに良い方向に出てくると思っています。
経営者という次元ではその美容室のコンセプト、メニュー、サービス、スタッフといったお店のあり方に「想い」の影響が出てくると思っています。
美的センスを磨くことももちろんとても重要ですが、満足して頂きたいという想いを持ち仕事をしていくことがお客様からの高い信頼と評価を得ることに繋がっていくので、センスが無いとダメだということはございません。