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髪の毛におけるケラチンとは?

ケラチンはシャンプーやトリートメントなどのヘアケア商品に補修成分として配合されていることが多いので、耳にしたり目にしたことがあるんじゃないでしょうか?

今回はケラチンとは一体何なのかをお伝えさせていただきます。


人間の身体をつくるたんぱく質には「ケラチンタンパク」と「コラーゲンタンパク」の2つに分かれます。

髪の毛や爪、肌の角質層は主にケラチンタンパクでできているので、ケラチンは髪の毛の主成分ということになります。

毛髪ケラチンはグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、チロジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、リジン、ヒスチジン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニンといったアミノ酸で構成されています。

その中でもシスチンが最も多く含まれいるので、丈夫で健康的な髪の毛をつくる上ではシスチンがとても重要です。シスチン自体を多く含む食べ物はあまりないのですが、シスチンはメチオニンからできるのでカツオやマグロなどのお魚や納豆といったメチオニンを多く含む食べ物を摂るように心がけると髪にとって良いです。

ヘアケア商品においては「加水分解ケラチン」というケラチン由来の補修成分がよく使われており、保湿、ハリコシUP、褪色防止、薬剤ダメージ軽減などの効果があります。

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