シャンプーは毎日しないほうがいい?
先日、「シャンプーは毎日したほうがいいんですか?」という質問をお客様から頂きました。
シャンプーは絶対に毎日しないといけないということはありません。
シャンプーをすることで汚れとともに頭皮と髪の毛の油分も落ちるので、毎日はしないほうが頭皮と髪の毛にとって良い場合もあります。
ですが、ライフスタイルや頭皮環境、髪質、髪のコンディションなどによっては毎日したほうがいい方もいます。
シャンプーの目的や必要性をお伝えしますので参考にしてみてください。
シャンプーの目的や必要性
シャンプーの1番の目的は髪の毛や頭皮の汚れを落とすことです。
髪の毛や頭皮の汚れには大きく分けると2種類あり、ほこりや排気ガス、スタイリング剤、調理や食事による油汚れなどの外因性の汚れと汗、皮脂、フケ、老廃物などの内因性の汚れがあります。
これらの汚れは油の性質(水になじみにくい性質)を持つものが多く、お湯で流すだけではなかなか落としきることが出来ません。
シャンプーには洗浄成分としてアニオン界面活性剤や両性界面活性剤が配合されており、油性の汚れに吸着して水と一緒に流し去る洗浄作用があります。
なので、髪の毛や頭皮の汚れを取り除くためにはシャンプーをする必要があると言えます。
シャンプーの目的や必要性から考えると頭皮や髪の乾燥が気になる方はスタイリング剤をつけなかった日、外出しなかった日はシャンプーをせずにお湯でしっかりとすすいで汚れを落とし、トリートメントもしくはコンディショナー、リンスを髪に馴染ませて流して済ませても良いと思います。
ですが、夏場などは汗と皮脂の分泌量も増加するのでケースバイケースでシャンプーをした方良いです。
逆に頭皮や髪のベタつきが気になる方やスタイリング剤を良く使う方、外出することが多い方は毎日シャンプーして頭皮と頭髪の汚れをきちんと落とす必要があるかなと思います。